お知らせ

【現代美術展】記憶・記録をテーマに新進作家の作品を紹介「新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち」

2017年9月22日

横浜市民ギャラリー(横浜市西区宮崎町26番地1)では、2017年9月22日(金)~10月9日(月・祝)の期間、現代美術の新進作家の作品を紹介する「新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち」を開催します。

笹岡啓子≪PARK CITY≫2016年/(C)Keiko Sasaoka

 

現代美術の動向を紹介・考察する「新・今日の作家展」第2弾は、「キオクのかたち/キロクのかたち」を副題に、土地や歴史の調査、人々へのインタビューなど、自己の外部にあるもの・過去の事物との接触を制作過程に取り入れて作品を発表する作家を紹介します。

失われてしまったものや時を経て変化したものの記録、人々の中に息づく記憶が、作家というフィルターを通じて作品へとかたちを結びます。また、その作品が新たな記録の役割をも担っていきます。

出品作家は、自らのルーツを探究する久保ガエタン、東日本大震災の被災地に身を置いて活動を始めた小森はるか+瀬尾夏美、各地の鯨にまつわる物語を収集する是恒さくら、出身地の広島や国内の被災地域を撮影する笹岡啓子の4組5名。関心を向ける対象や制作手法は様々ですが、いずれも真摯に記憶・記録に向き合い自らの作品の意味を問いながら制作をおこなっています。
彼らの作品に接することが、翻って“いま”や“わたしたち”を見つめ直す契機となれば幸いです。

小森はるか+瀬尾夏美≪波のした、土のうえー置き忘れた声を聞きに行く≫映像 24分/2014

 

  • 本展のみどころ

 

(1) 新進作家らが新作を中心に展示
・ 久保ガエタンは母方の母国フランスでリサーチをおこない新作インスタレーションを発表。
・ 映画「息の跡」で注目を集める小森はるかと「ヨコハマトリエンナーレ2017」にも出品中の瀬尾夏美は映像と絵画、テキストによる展示を構成。
・ 是恒さくらはこれまで2冊刊行しているリトルプレス『ありふれたくじら』の新作2冊を初公開。
・ 笹岡啓子は広島を撮影した「PARK CITY」の新・旧作を広い空間にコーディネーション。

 

久保ガエタン「僕の体が僕の実験室です。あるいはそれを地球偶然管理局と呼ぶ。」展覧会風景/2017年/Courtesy of the artist and Kodama Gallery

 

小森はるか+瀬尾夏美 巡回展「波のした、土のうえ」in盛岡 展覧会風景/2015年/Cyg art gallery

 

(2) 多彩なイベント盛りだくさん
是恒さくらによる『ありふれたくじら』朗読イベント、社会学・空襲研究の山本唯人氏、現代美術家の山川冬樹氏、写真評論家の倉石信乃氏、映像作家・キュレーターの小原真史氏ら多彩なゲストを迎えたトークイベントを開催。
※各関連イベントの詳細は公式サイトをご確認ください。

http://ycag.yafjp.org/our_exhibition/new-artists-today-2017/

 

  • 展覧会概要
 
 新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち

 

是恒さくら 原画刺繍『ありふれたくじら』Vol.1(部分)/2016年/布、糸/撮影=根岸功


会 期 2017年9月22日(金)~10月9日(月・祝)
    10:00~18:00(入場は17:30まで)18日間、会期中無休
会 場 横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
入場料 無料
出品作家 久保ガエタン、小森はるか+瀬尾夏美、
     是恒さくら、笹岡啓子
出品点数 約45点
主 催 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
    /西田装美株式会社共同事業体)
助 成 芸術文化振興基金
協 賛 アサヒビール株式会社
問合せ 横浜市民ギャラリー TEL:045-315-2828
H Phttp://ycag.yafjp.org/our_exhibition/new-artists-today-2017/