ギャラリー [イベントID : 37567]

企画展・収蔵コレクション展16「全身小説家・井上光晴展」

井上光晴(1926-1992)は、福岡県の久留米に生まれ、長崎県の軍港の街・佐世保や炭坑の島・崎戸で貧しい少年時代を過ごす。作り話が得意なため、小説家にうってつけの天分を覗かせる一方、戦時下にあって純心な皇国少年であったという。しかし19歳で迎えた敗戦によってそれまでの価値観を覆され、ただちに日本共産党に入党。1950年、党活動における苦悩や組織内の矛盾を描いた「書かれざる一章」で注目を浴び、本格的な作家活動に入った。以後虚実を巧みに織りまぜた独自の作品世界を築き、社会、時代の暗部に鋭く斬り込んだ小説を数多く執筆した。癌に倒れた最期の瞬間まで小説家であり続けようとしたその作家人生は、生き方全てが小説を書くことと一体化していた。長年親しく交わった埴谷雄 高は、後輩作家のこの姿を「全身小説家」と名付けた。
本展では、ご遺族から寄贈いただいた収蔵コレクションを中心に、全身小説家・ 井上光晴の生涯と作品を紹介する。
時間
9時30分~17時(入館は16時30分まで)
料金
一般400円(300円)、65歳以上・20歳未満及び学生200円(150円)
高校生100円(100円)、中学生以下は無料
( )内は20名以上の団体料金
休館日
月曜(3月20日は開館)、年末年始
詳細情報URL
http://www.kanabun.or.jp/exhibition/5640/
住所
横浜市中区山手町110
お問い合わせ

会場

045-622-6666

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