展覧会 [イベントID : 36885]

特別展「安岡章太郎展――〈私〉から〈歴史〉へ」

撮影=小澤忠恭

本展は、安岡章太郎(1920~2013)の生涯と文学の軌跡を総合的にたどる初めての展覧会です。 安岡が作家を志した20歳のころ、日本はすでに戦時下でした。戦中戦後の長い混乱を経た1951年(昭和26)、安岡は「三田文学」に「ガラスの靴」を発表し、世の注目を集めます。以後、芥川賞受賞作「悪い仲間」「陰気な愉しみ」、母の死を題材として高い評価を得た「海辺の光景」などの小説のほか、ユーモアあふれるエッセイでも読者を魅了し、
〈第三の新人〉の旗手として活躍しました。後年はその眼を過去へと向け、時代と人間の関わりを、緻密な検証に深い洞察を加えて描いた作品を執筆。特に父方の祖先の数奇な運命をたどった「流離譚」は、歴史のうねりの中に
〈私〉の根源を探る「自己確認」の試みが豊かに実を結んだ大作です。 当館では本人、ご遺族から、原稿、書簡、書画などの関連資料を受贈し、
〈安岡章太郎文庫〉として保存しています。本展ではこれらの資料を中心に、生涯、
〈学校と軍隊と病院〉に象徴される近代社会における抑圧や束縛を嫌い、“劣等生” “ナマケモノ”を自称した小説家の実像を探りながら、幅広い創作スタイルと巧みな描写に支えられた安岡文学の魅力を紹介します。
時間
9時30分~17時(入場は16時30分まで)
料金
一般600円(400円)、65歳以上/20歳未満及び学生300円(200円)、高校生100円、中学生以下無料 *(  )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(詳しくはお問い合わせください)。 ※東日本大震災の罹災証明書、被災証明書等の提示で無料
休館日
月曜、年末年始
詳細情報URL
http://www.kanabun.or.jp/exhibition/4909/
住所
横浜市中区山手町110
お問い合わせ

会場

045-622-6666

情報更新日: 2016/9/15

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