映像 [イベントID : 21771]

横浜キネマ倶楽部 第28回上映会 追悼テオ・アンゲロプロス 『旅芸人の記録』

1975年/ギリシャ映画/3時間52分/原題:「一座」/監督・脚本:テオ・アンゲロプロス/撮影:ヨルゴス・アルヴァニティス/録音:タノス・アルヴァニティス/美術:ヨウゴス・パッヅァス/音楽:ルキアノス・キライドニス/製作:ヨルゴス・パパリオス/35ミリフィルム上映。
〈内容〉1975年、カンヌ映画祭監督週間にひそかに出品されたテオ・アンゲロプロス監督の『旅芸人の記録』の登場は、映画をつくる人々にとって、映画を愛してやまぬ人々にとって、大きな歴史的な事件となった。4時間近い上映時間を前もって知らされ、逃げ腰で話の種に見に出かけた人々まで含めて、そのまま画面に釘づけになり、熱い血でつづられた現代ギリシャ史の壮大な壁画であるこの映画に、心からの熱い拍手を贈った。そして2度見るために、深夜の追加上映ですら!人々は席を争って悔いなかった。その限りない美しさ、深さ、力強さ、幾重にもつみ重ねられた底力の重みを、世界各国のジャーナリストが、それぞれの言葉で打電した。そして『旅芸人の記録』を、上映時間の長さだけを理由にコンクール作品に選びきれなかった映画祭当局のためらいを愚として、満場一致で国際批評家大賞に選んだ。1952年晩秋、南ギリシャの小さな町エギオンに降りたつ旅芸人の一座。選挙カーが「国を救った英雄パパゴスに投票せよ」と叫んでいる。1939年晩秋、同じエギオンの町を同じ旅芸人の一座がゆく。だが、顔ぶれは同じではない。娘のエレクトラ、父で座長のアガメムノン、母クリュタイムネストラ、妹クリュソテミ、その幼い息子の一家に、俳優達、アコーデオン弾きの老人、そしてアイギストスの11人。その夜の舞台から、エレクトラは『羊飼いの少女ゴルフォ』のゴルフォ役を母から、ゴルフォの恋人タソス役を弟オレステスが父から受け継ぐ筈だったが、オレステスはイタリアとの開戦にそなえて徴兵にとられたので、ピュラデスが演じることになっている。母の情夫アイギストスはピュラデスを秘密警察に密告するためにこっそり町に消える…。ギリシャ神話からエレクトラが、オレステスが、アガメムノンが20世紀の旅芸人となって甦る。そして独裁政権、ナチスの占領、内戦に翻弄されるギリシャ現代史を、愛と復讐のドラマが記録していく。
時間
映画:12時(途中15分間休憩)、ギリシャを学んで映画を10倍楽しもう!事前学習交流会:11時30分
出演者
出演:エヴァ・コタマニドゥ、 ペトロス・ザルカディス、ストラト・スパキス、アリキ・ヨルグリ、マリア・ヴァシリウ、キリアトス・カトリヴァノス
料金
1,000(当日1,300)
詳細情報URL
http://ykc.jimdo.com/
住所
横浜市西区岡野1丁目6-41
お問い合わせ

横浜キネマ倶楽部

045-332-2837

情報更新日: 2012/8/17

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